そろそろ,iPadで遊んでばっかいるんジャネーヨ,早く次のアルバムだせよ,って声が聞こえそうな案配なのは解ってるんですが,スケ確定の返事待ちなのをいいことに遊んでます。はい。
でも,ゲームばっかやってるわけじゃなくてね,iPadの音楽系ソフトには結構便利なモノもあってですね,「
Karajan Pro」もその一つ。
イヤー・トレーニング・アプリの一種で,インターバル,コード,スケール,ピッチ,テンポ,キーを判別していくゲームです。なんだよ,やっぱゲームジャン!
メイン画面はこんな感じ。
これはインターバル・モードで,ギターの指板が下に表示されてます。
インターバルってのは,(このページ見てるミュージシャンな皆さんは)ご存じのように2音の距離の事で,ギターとかベースの弦楽器系には,絶対音感なんかよりも数百倍必要な能力です。
スタートすると音が2つ上行(下行も選択可能)で演奏されるので,最初の音の場所を参考に,2番目の音がどこにあるのかをタップしていくというルール。
今回は何も考えずに2オクターブ範囲で,全部のインターバルを対象にして,テキトーにやってみたら,100問中,正解が90,不正解が10問でした。どてっ。成績は左上に表示されてますね。
こちらはもっと詳しいステイタス。
どこのインターバルが認識出来なかったのかが解ります。
メジャー7thで2回も間違えてるジャン!でもね,これ,両方とも4弦ルートだったんですよ。
サクサクとタップしているうちに,5弦ルートと間違えてデスね...って,言い訳ですw。
この辺はテンションの範囲になりますね。
1オクターブを超えると解りづらくてミスしてます。
傾向とするとb9th,b13thでミスってますね。
コードではよく使ってるんだけど,インターバルになると解りにくい。
まあ,ソロでもこんなに飛ぶのは無いし,普段使ってないから判別しにくいんだろうな。
で,ギターの指板の替わりに鍵盤のインターフェイスもあります。
まあ,本来はこっちの人達のためのイヤトレ・アプリなんだろうな。
あと,調号のエクササイズも面白かった。
これは単純にシャープ,フラットからキーを判別して,左側のリストから選んでいくもの。
まあ,キーに関してはすぐ憶えちゃえば良いだけなので,アレですけど,最初の入り口としては楽しげでナイス。
ちなみに,iPhone版「
Karajan」「
Karajan Beginner」もあるにはあるんだけど,ちょっと違うんですよね。
一番大きいのは度数(しかも日本語表記で,短3度とか)でしか選べない事。
この日本語表記ってのはくせ者で,こういう風に考えている限り,なかなかマイナー3rdのカラーっていうのが頭にインプットされないんですよ。英語表記だと,インターバルもコードネームとほぼ同じなので,名前と感覚が一致するんだよね。なので,トレーニングは英語表記でやった方がいい。特に最初の頃は。
そして,iPad版にはギターの指板上でタップできる。画面デカイから実現できたんだろうね。
音もアコギ,ナイロン,オルガン,ピアノから選択可能。
てなわけで,空き時間に耳も鍛えられるiPadを入手の暁には「
Karajan Pro」をお試しアレ。