2009年6月27日土曜日

MJ

MJ急逝。謹んでご冥福をお祈りします。
素晴らしい音楽を有り難う。

って,今となっては,マイケル・ジャクソンっていえば,整形でえらいことになっちゃってることとか,そういう部分しかしらない人は結構多いんじゃないかと思うけど,ホントにスゴイ人だったんだよ。

今回の死因についても,いずれくだらないゴシップネタが出てくるんだろうけど,少なくとも彼は音楽的に素晴らしい才能を子供の頃から発揮して,たくさんの人を感動させてたし,いい音楽っていうだけじゃなく,「We Are The World(作詞作曲はMJとライオネル・リッチー)」ではチャリティの新しい流れを作ったし,音楽でもって世界的に貢献してる数少ない人だったわけです。そこは少しでも多くの人に解って欲しいもんだと思ってます。

以下,Jackson 5の頃の映像。

これは1970年だから,10歳くらい。




これは1972年だから,12〜3歳。




この後にソロになってから,名作の「Off The Wall」「Thriller」を出してるので,聞いてない人は絶対聞くべし。

で,最後に1993年のグラミー賞授賞式。(Thanx>K)



「5歳の時から1億人に見られる世界に住むと,人とは違ってしまう。僕には少年時代はなかった。」


大人ばかりのショービジネスの世界で幼い頃から過ごすと人はどうなってしまうのか。

もうそこは誰も想像でしか語れないわけだけど,少なくとも大人達のプライオリティはメインパフォーマーのMJの機嫌が悪くなってもらっては困る,というところもあったはずだよね。
MJだって,同い年の子供達がやっていたような遊びも一緒にやりたかったはず。
ティーンエイジャーになれば,好きな娘の一人二人いてもおかしくないはずだけど,でも,デートすら満足に出来なかったんじゃないかな。

そんな状態,オレだったら無理。でも,彼はそういう世界にいたんだよね。


大人になってからは奇行ばかりがオモシロおかしく報道されたりするんだけど,それは彼の子供時代の過ごし方のせいで,大人の精神レベルに達するまでの経験値が足りてなかったからじゃん?と思う。

まあ,同じような境遇を過ごしたからといって,全ての人が彼のようになってしまうとは限らない。
けど,あんなに純粋で頭の良い天才の彼がそうなってしまった原因を,もっと多くの人が解ってあげて,いろんな事を返してあげるべきだったよなって思う。オレも含め。

とにかく,今となっては彼が残した音楽を聴いたり,DVD見たりするくらいしかできない。

Good Musicを有り難う。どうぞ安らかに。




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